惣菜製造業の許可を取るのに、時間がかかってしまったですが、その理由は「スパイス気分」という食品をどのような形態で販売するのか決まっていなかったことです。
保健所に初めて許可を取りに行ったときに、「スパイス気分」をびん詰めにするのか、プラスチックカップなのか、袋詰めにするのか、冷蔵か冷凍か!?
ここを明確に決めていなかったので、惣菜製造業の許可までたどり着けませんでした。
それで、飲食店営業の許可でくりふとキッチンを利用しながら、当日のテイクアウトならすぐに「スパイス気分」を販売できると教えてもらい、当面この形態で「スパイス気分」の販売化を進めることにしました。
カレー屋をやる飲食店営業は考えてなかったので、どうしようか戸惑いましたが、「スパイス気分」を販売するためにも、挑戦してみようと思いました。
そんな挑戦もできるのが「くりふとキッチン」のようなシェアキッチンのいい所だと思いました!
キッチンマネージャーも、アドバイスするので色々挑戦するといいよと言ってくれました😊
そして、惣菜製造業の許可を取りに行くときには、「スパイス気分」の製造工程表を持っていってねと教えてもらい、製造工程表を作ってみました。
No.	工程	       内容							
1	材料の調理      ①ニンニクと玉ねぎは皮をむき、洗ってからフードプロセッサーでみじ
                         ん切りにする							
		        ②鍋にサラダ油を加え、ニンニクとクミンシードを炒める							
		        ③玉ねぎを加えてペースト状になるまで炒める							
		        ④パウダースパイスを加えて炒める							
2	詰込み	        熱湯殺菌したビンに、熱いうちに詰める							
3	加熱殺菌(脱気)	脱気殺菌をする							
4	ラベル貼り	賞味期限を印字したラベルを貼る							
5	保管	        冷蔵庫に保管する							
惣菜製造業許可のポイントが、衛生面の殺菌と食中毒予防の保管方法です。
ここも、初めて保健所行ったときに準備していなかった所だったので、今回は色々と調べ、「完全な密封」と「正確な殺菌」が最も重要だとわかりました。
これが科学的根拠のもと完璧にできていたら常温保存も可能です。
でも、まだまだ初心者の私は常温保存は科学的根拠の面で検証できていないので、まだ無理で、10℃以下の冷蔵保存や冷凍保存だと、表示ラベルに記載すれば販売OKと教えてもらいました。
そんなこんなで、今の私ができる販売形態は加熱脱気殺菌が出来るびん詰だと判断しました。


今後は圧力鍋の120℃加圧殺菌で常温保存も試してみたいなと思っています。

そして、20食程度なら冷凍のカレーも販売できるということで、(大量販売の場合は冷凍容器の販売許可が必要になるみたいです)キッチンマネージャーの真空パック機械を試しに使わせてもらって、パックしてみました。自分の商品が出来て感動✨
でも真空パック機械は自分で買うとなると高価なので、冷凍カレーはお金を貯めて、今後の目標にしようかと思っています😅
今回の惣菜製造業の許可を取るにあたり、加工食品の知識も勉強しないといけないと思いました!
まだまだ、挑戦は続きます…!
大学時代に農業にはまり、いつか自給自足の生活をしたいと本気で思っています!
この「スパイス気分」の挑戦も実は自給自足への挑戦の一つです。
衣食住の自給自足が基本ですが、仕事の自給も自給自足の一つなのです。
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